サロマ大収穫祭で敷地開放 TOYO TIRE

2019年09月26日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは9月25日、北海道常呂郡佐呂間町で10月6日に開催される「2019サロマ大収穫祭」のイベント会場として、同社の冬期タイヤテストコース敷地を開放するとともに、同イベントに協賛すると発表した。

 同収穫祭は、その年に収穫した海の幸、山の幸に感謝して毎年秋に開催され、今年で24回目を数える町の恒例イベント。会場では、サロマ湖産養殖ホタテ、かぼちゃ、サロマ黒牛など、同町の特産物を提供するテントブースが数十軒出展される。佐呂間町内はもちろん、札幌や釧路、帯広など道内各地から毎年約1万人が来場する、道東有数のイベントとなっている。

 同会場には同社ブースを設け、「ウィンタートランパスTX」など、冬期タイヤテストコースで開発された同社製スタッドレスタイヤを来場者に紹介する。

 同社は、「当社は事業活動を行なう各拠点所在地において、さまざまな地域活動を通じて社会的な役割を果たし、企業市民として積極的に貢献しています。冬期タイヤテストコースのある佐呂間町では、町を挙げてのお祭りを盛り立てる一助となるべく、このようなバックアップを継続して行なっています。今後も地域とのつながりを深め、より存在感を高めてまいります」とコメントしている。

 北海道の中でも気温が低く、降雪が比較的少ない佐呂間町の気候は、各種冬用タイヤの実車走行テストに適しているため、同社は1993年に同地に冬期タイヤテストコースを開設した。敷地は約25万㎡で、300mにおよぶ氷盤路や圧雪路、100mの旋回路など、広大なスペースを活かした多彩な氷雪路を用意している。開発した冬用タイヤを装着した実車をプロテストドライバーが何度も試験走行し、その走り心地や安全性などを厳しくチェックする。全てのテストを終えて商品化されたタイヤが世界に届けられている。

 

サロマ大収穫祭の様子

サロマ大収穫祭の様子

冬期タイヤテストコース

冬期タイヤテストコース

 

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