GfKジャパンは9月27日、2019年8月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、8月の販売本数は前年同月比10%増、販売金額は同14%増と好調で、いずれも7ヵ月連続でプラスとなった。
消費増税を前に、販売は拡大基調にあると考えられる。特に冬タイヤの拡大が顕著で、販売本数は前年同月の約2倍に達した。また、オールシーズンタイヤも本数前年比26%増と大きく伸長した。
サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い軽自動車向けの155/65/14の販売本数は、同11%増だった。またコンパクトカー向けに展開されている175/65/15は同22%増、ミニバン・セダン向けの205/60/16も同14%増と好調だった。
タイヤ全体の税抜き平均価格は、前年同月から3%上昇し9400円となった。