日本ゼオンは9月30日、「ゼオングループ・コーポレートレポート2019」(冊子版・ウェブ版)を発行したと発表した。
同社と同社グループでは、ステークホルダーが同社グループのCSRに対する考え方や環境活動のみならず、事業活動全体を俯瞰できる報告書として、冊子版のコーポレートレポートを毎年発行している。
2019年度版では、巻頭に「トピックス」を掲載し、新しい情報へのアクセス性を高めたほか、ハイライトとしてエラストマー素材事業の「ゼットポール」と高機能材料事業の「シクロオレフィンポリマー」を紹介している。また、「ZEONの事業戦略」では、ゼットポールならびにフィルム事業の「ビジネスモデルと社会的価値創造の流れ」の解説に挑戦するとともに、「コーポレートガバナンス」の記載を拡大した。さらに、ウェブサイトでは、「ESGデータ集」に環境・安全・社員に関する取り組みの実績を掲載し、「サイトレポート」では事業所や関連会社でのCSR活動などについて詳細に報告している。
また、CSRに対する考え方や環境活動について詳細に理解してもらうための「CSRレポート」を2017年よりPDFで発行しており、2019年度版「CSRレポート」では、CSRの国際規格「ISO26000」の中核主題に基づいて再構成するとともに、国連グローバル・コンパクトへの署名を踏まえて、よりSDGsの17目標への貢献を意識したものにしている。