オーサカゴム ゴム板売上は計画通りに進捗 独自製品で新用途開拓を目指す

2019年10月28日

ゴムタイムス社

 オーサカゴム(大阪市天王寺区、八尾巍社長)の19年4~9月のゴム板の需要動向は、7月に落ち込みが見られたが、それ以外の月は概ね順調に推移し、売上は前年同期を上回りほぼ計画通りに進捗した。

 製品別では、合成ゴム・天然ゴムの汎用品で特に偏りはなく、いずれも同様の傾向で全般的に順調な販売を示した。

 また、同社はゴム板を使用したスケートセンターの改修など施工工事も手掛けており、2年前は新横浜スケートセンターの改修工事を請け負った。今期はこうした大型の改修工事の物件はないものの、自治体の運営施設などに材料提供はできているという。

 また、ダストコントロール用の玄関マットなどレンタルゴムマットは、提供商品が拡大し好調だった昨年に比べると売上は下回る状況にある。

 消防用の吸水管は昨年、ポンプメーカーの生産計画の関係で上期から多忙であったが、本年は従来通りの下期型の生産でこれまで前年比

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