マクセルグループとの一体感醸成とゴムシートなど既存事業とのシナジー効果実現を目的に、今年10月1日付で社名をクレハエラストマーから変更したマクセルクレハ(大阪市中央区、海﨑一洋社長)。
同社のゴムシート事業の19年度4~8月は前年同月を若干下回った。その要因について、同社は「半導体関連を中心に年末からモノの動きが落ち込んできた影響を受けた」と捉えている。
製品では、汎用シートは前年同月を若干下回った。その中、今年7月の改正RoHS指令(RoHS2・0)施行を受け、ユーザーからはRoHS2・0対応品への問い合わせが増えているが、同社は独自の「環境対応Eシリーズ」をラインナップしており、ユーザーの要求に対応している。
一方、超薄膜・高精度ゴムシート「極薄シート」を中心とする高機能シートは前年並み。極薄シートは、厚さ0・05~0・2ミリ超薄膜に加え、コ