豊田合成は10月4日、東京ビッグサイトで10月23日から開催される東京モーターショー2019に出展すると発表した。
同社が中長期経営計画で目指す姿として掲げた「世界のお客様に安心・安全・快適をお届けするグローバルカンパニー」の実現に向けた取り組みとして、今後のモビリティー社会に貢献する「CASE対応技術」や、ゴム・樹脂製品の専門メーカーとして提案する「将来のインテリア・エクステリアのコンセプトモデル」などを紹介する。
CASE対応技術では、主力製品であるフロントグリルやハンドルなどに、センサなどの電子部品を融合し、安全を支える機能と魅力的なデザインとを両立したモジュール製品や、自動運転時代の新たなエアバッグを紹介する。主な展示品は「フロントグリルモジュール」、「ハンドルモジュール」、「次世代セーフティシステム」の3製品となる。
また、将来のコンセプトでは、ゴム・樹脂技術を活用した柔らかな車体にAIを搭載し、スキンシップによりコミュニケーションができる相棒のような車「FlesbyⅢ」を展示する。
このほか、将来コンセプトの実現に向けた各種要素技術が体感できる要素技術体験コーナーを設け、「Commu―Touch」や「e―Float」を紹介する。
10月24日には宮﨑直樹社長によるプレスブリーフィングも実施する。