住友ゴムがタイヤ点検 子供向け教室も初開催

2019年10月08日

ゴムタイムス社

 

タイヤ溝を測定する増田営業本部長

住友ゴム工業は10月5日、今年で12年目を迎える「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を全国10会場で実施した。
 千葉県の花見川緑地交通公園で行われたタイヤ点検では、増田栄一執行役員・タイヤ国内リプレイス営業本部長はじめ、同社従業員らが参加し、積極的に点検を呼びかけ、空気圧管理の重要性を訴求した。
 また、初めての試みとして子供向けに「ダンロップこども交通安全教室」も開催した。

子供たちと一緒に歌う7代目うたのおにいさんの坂田おさむさん(右)

 

 同教室では、子供たちに早い段階から交通安全の重要性を学んでもらう事を目的に、参加型の交通安全クイズなどを実施し、交通ツールやマナーなどをわかりやすく説明した。
 会場にはNHK「おかあさんといっしょ」の7代目うたのおにいさんの坂田おさむさんと娘の坂田めぐみさんがゲストとして招かれ、「ありがとうの花」など2曲を披露し、子供たちに楽しい時間を提供した。
 増田本部長は、交通安全教室について「興味を持って頂けたお子様が多くいたことはよい事だと思う。今後も、より発信機会を増やし、子供の交通事故がなくなるように努力していきたい。また、小さい頃に車に興味を持ってもらうのも大事なことなので、今後も活動を継続していきたい」と感想を述べた。

交通安全クイズに〇✖のカードで答える子供たち

交通安全クイズに〇✖のカードで答える子供たち

 また、増田本部長はタイヤ点検の現状については「近年はタイヤの空気圧を点検する機会が減少しており、それに伴いタイヤのトラブルが増加している」と話し、「タイヤ点検活動を行うなかで、ドライバー様自身が自分のタイヤの空気圧点検を実際に意識してもらえるように、今後も活動を続けていく」とタイヤ点検の必要性を訴えた。
 会場では、タイヤ安全点検の重要性を記載したクリアファイルを配布するなど、ドライバーに定期的なタイヤの点検、整備の必要性の啓発を行った。

タイヤ点検の必要性を伝える増田栄一営業本部長

タイヤ点検の必要性を伝える増田栄一営業本部長

 また、安全点検を受けた人に日常的なタイヤ点検を意識してもらうためのメッセージを込めたマスクを、子供には夜道で光る「ダンロップオリジナル・ドラえもんリフレクター」を配布した。

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