フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京都品川区、佐藤守社長)の19年1~9月のベルト事業の実績は予算を上回り好調に推移している。
分野別に見ると、物流向けは、各地の配送センターでの新設・増設案件を獲得できているのに加え、複数のOEM標準採用されており、好調を維持している。
食品向けも、製菓や農産物、肉類など全般的に順調な動きを見せている。製品では、同社が戦略商品と位置付ける「Prosan(プロサン)フルシールHACCPシリーズ」が今期も前年同期比2桁の売上を示し順調に成長している。Prosanは両面を耐湿熱性ウレタンでコーティングしたベルトで、エッジシールとベルトを完全一体させる独自技術「スマート・シール加工」を施すことで、ベルト内部に水や油など液体浸透を防止できる。また、エッジのほつれやコーティングの劣化・収縮が少なく、繰り返し洗浄にも強いため、衛生性と安全性を備えた高機能ベルトとして食品業界から支持を得ている。
Prosanは、今年4月から9月末にかけて無料トライアルキャンペーンを実施。7月に開催された「FOOMA」で最新製品を展示し