日精樹脂工業は10月15日、台風19号の影響について発表した。
同社は千曲川に近い長野県坂城町に本社および工場等があるが、同社によると、同社および同社グループにおいて、人的被害は生じていない。
生産活動への影響については、同社建物に軽微な破損が生じたが、工場の操業に支障はない。また、同社グループ各社においては、物的損害は生じておらず、通常とおり操業している。
しかし、同社近隣の協力会社数社が被災しており、一部生産への影響が生じる恐れがある。そのため同社では、状況の把握や対応策の検討を進めている。
被災された顧客については、被害の状況等の把握とともに、生産設備の早期復旧に向けて点検・整備・修理等最大限の対応を進める予定としている。
今回の台風被害による同社グループの業績への影響等については、被害の全容が判明しておらず現時点では調査中だが、今後重大な影響を与えると判明した場合には速やかに発表することにしている。