東京モーターショーに出展 グッドイヤー 開発タイヤ公開

2019年10月17日

ゴムタイムス社

 日本グッドイヤーは10月16日、東京ビッグサイトにて10月23日から11月4日にかけて開催される、第46回東京モーターショー2019に出展すると発表した。

 同社ブースでは、「Freedom to Move」―モビリティの未来はもっと自由だ―をテーマに、もっと自由で、もっと多様なモビリティの社会への新たな取り組みを、チャレンジングなスピリットで達成した数々の記録、未来に向けたコンセプトタイヤの展示を通じて紹介する。

 レクサス EVコンセプトカー装着 グッドイヤーコンセプトタイヤは、第46回東京モーターショー2019のレクサスブースにて世界初披露されるEVコンセプトカー用に、同社が開発したコンセプトタイヤ。

 同社が持つ空気力学の技術力を存分に駆使して開発したトレッドデザインとタイヤの断面形状を採用している。その特徴としては、車体側のトレッド部分に採用したビロード状の微細な毛で覆われたフクロウの羽のような先進的フィンが、効果的な空気の流れを作り、EVモーターを冷却する。

 グッドイヤー エアロ―は、2019年ジュネーブ国際モーターショーにて発表された、未来を想像した空飛ぶ自動車用に設計されたコンセプトタイヤ。「ツーインワンタイヤ」をコンセプトに、地上を走行するためのタイヤとしても、空を飛ぶためのプロペラとしても機能する。「エアロ」は、タイヤのセンサーから受け取る情報と、車両間および車両とインフラ間で伝達される情報を組み合わせるAIプロセッサーを特徴とする。このAIプロセッサーは、これら一連のデータを分析し、車両が飛行または運転モードに切り替わることを可能にし、次のアクションへのリコメンドを行う。

 グッドイヤー オキシジェン―は、2018年ジュネーブ国際モーターショーにて発表され、サイドウォール内で苔を生息させるという特徴を有するタイヤ。この開放的なタイヤの構造と洗練されたトレッドデザインは、路面から水滴や水分を吸収して循環させるため、光合成が起こり、空気中に酸素を放出する。また、「オキシジェン」は、リサイクルタイヤのゴムパウダーを3D印刷したエアレス構造を採用。軽量で衝撃吸収性のあるこの構造は、高い耐久性、寿命を延ばすためのパンクフリーソリューション、最小限のメンテナンスを実現し、安心できるモビリティの提供を行う。

ブースイメージ

ブースイメージ

グッドイヤー エアロ

グッドイヤー エアロ

グッドイヤー オキシジェン

グッドイヤー オキシジェン

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