中部ゴム工業用ゴム製品卸商業組合は10月16日、名古屋マリオットアソシアホテルで創立40周年記念式典・祝賀会を開催し、組合員や賛助会員を始め、日本ゴム工業会の池田育嗣会長、中部ゴム工業会の西村義明会長、東部ゴム商組や西部ゴム商組各商組役員ら約100人が出席し盛大に挙行された。
式典冒頭、挨拶に立った加藤巳千彦理事長(カテックス)は、当組合の前身である昭和30年9月発足の中部ゴムベルト商業会、昭和33年2月発足の中部ゴムホース商業会、そして両商業会が昭和44年5月に合併発足した中部ゴム商業会、その後の昭和54年10月の組合創立までの経緯について触れた後、「時代が激しく変化する中、40周年式典を迎えることができたのも先人達の尽力と苦労のおかげだ。今後も組合が築いてきた40年の歴史と実績を様々な事業活動を通じ、組合員の事業発展に貢献できるよう、組合事業に真摯に取り組んでいきたい」と締めくくった。
祝賀会では、大野裕副理事長(大野光)が開会のあいさつを述べた後、来賓を代表し中部ゴム工業会の西村会長が「世界的にゴム産業を取り巻く環境が厳しいが、商業者とともに力を合わせて難局を乗り越えていきたい」などと祝辞を述べた。続いて、乾杯の挨拶で登壇した日本ゴム工業会の池田会長は「一人ひとりの皆様の歴史の積み重ねが組合を形成してきたともいえる。一方、今後日本のゴム産業はどのように発展するのか。メーカーは時世が求める新しい技術や革新は進めていくが、我々製品を使用するお客様をつなげる皆様のご支援なくしてはゴム産業の発展はない」と語り、祝賀会が開幕した。
祝賀会ではアトラクションとして女性コーラスグループ「SUITE VOICE」がスタンド・バイ・ミーや上を向いて歩こうなどを披露し、40周年を華やかに祝った。
その後、加藤龍雄副理事長(加藤ゴム)が中締めの挨拶を行い、三本締めで散会した。