クラレは10月21日、千葉市の幕張メッセで10月29日から開催される「ジャパン・パック2019(日本包装産業展)」に出展すると発表した。
この展示会は、包装業界および関連業界における国内外の最新鋭機器、技術、サービスとそのユーザー、バイヤーが一堂に会する2年に一度の展示イベントとなっている。
同社は、CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス、略称クローマ)展示コーナー内にて、環境対応型包装材料のガスバリア材「プランティック」、水溶性フィルム(PVOH)を紹介する。
プランティックは、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能となっている。
水溶性フィルム(PVOH)は、同社の技術・ノウハウを活かした水溶性フィルム。水に速やかに溶解する性質により、ゴミの減容化など新たなパッケージングソリューションを提案し、自然環境と生活環境の向上に寄与する。10月29日には、同製品に関するプレゼンテーションも行う。