ブリヂストンは10月21日、「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(BWSC)」のゴール後のセレモニーにて、BWSCのタイトルスポンサー契約を更新し、2030年まで大会サポートを継続すると発表した。この契約は、BWSCを主催する南オーストラリア州政府観光局との合意に基づくものとなる。
BWSCは、世界有数のソーラーカーレースで、オーストラリアのダーウィンからアデレードまでの3000kmを走破するものとなっている。「ソーラーカーの開発への貢献」「若きエンジニアのサポート」「太陽光という新たな動力源を活用することによる環境への貢献」を主目的として1987年に始まり、今年で15回目を迎えており、同社は2013年からタイトルスポンサーとして大会をサポートしている。参加チームはこのレースに向け、世界で最もエネルギー効率の高いソーラーカーの設計、製造、開発に挑戦している。
契約更新について津谷正明CEOは、「次世代のモビリティ開発を担っていくクリエイティブでインスピレーションあふれる才能を持った多くのチームの皆様と一緒に仕事ができ、大変うれしく思う」とコメントしている。