葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は10月18日~20日、テクノプラザかつしかで開催された「第35回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」にブースを出展した。同フェアへの出展参加を目的に創設された同工業会は第1回目からブースを構えている。今回は「明るく、楽しく、前向きに!」をテーマに、新しいアトラクション「ゴッケー」を始め、輪ゴムで作るラバーハンドボールを展示した他、三協物産や精工パッキング、タグチゴム、太陽ゴム工業、三鈴ゴム、ウッドヴァリなど会員企業の製品を紹介し、精工パッキングは小物入れ「ポレット」、ウッドヴァリは長靴を販売した。
ゴッケーは東京五輪の正式種目「フィールドホッケー」をヒントに同工業会が考案したもの。実際の競技で使うホッケーのスティックを使い、ゴムまりをゴールに入れるゲームだが、武者会長は「レーンの途中には障害物(天然ゴムやブチルゴムの塊)があり、簡単にはゴールを狙えない仕組みとなっている」とし、「ゴムづくしのゲームを楽しんでほしい」と語った。なお、フェア初日の18日は社会科見学で訪れた区内の小学生が、代る代るゴッケーを楽しんだ。
また、同日午後1時より田口郁男副会長(タグチゴム)、牧野秀徳副会長(太陽ゴム工業)、平井秀明副会長(精工パッキング)がFMかつしかが放送する「出展者インタビュー」の公開生放送に出演。番組では、田口理事が工業会の成り立ちを説明したのに続き、牧野副会長がラバーハンドボールを解説。最後に平井副会長が賞品として来場者にプレゼントしたポレットの特徴を紹介した。