環境保全で公開討論開催 横浜ゴムの平塚製造所

2019年10月31日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは10月30日、同社の平塚製造所が同製造所内で11月9日に開催する体験型環境イベント「シンク・エコひらつか2019」に合わせ、所内で「生物多様性パネルディスカッション」を開催すると発表した。

 パネリストには、ひらつか生物多様性推進協議会の長谷部勇太氏、平塚市環境保全課の小林幸保氏、神奈川県水産技術センター内水面試験場主任研究員の勝呂尚之氏を招き、「平塚の水辺のために何ができるか・外来種問題を考える」をテーマに、地域の生物多様性の課題解決に向けて、外来種の問題にどのように取り組むべきかについて積極的な意見交換を行う。

 同製造所では、平塚市内を流れ相模湾に注ぐ金目川の保全のため、水質、水生生物・鳥類および植物のモニタリング、川原に繁茂している外来植物の除去や清掃活動、里山保全活動などの自然環境保全活動に取り組んでいる。また、近隣住民との信頼関係の維持に努め、地域社会との交流活動を積極的に進めている。

 同社は、中期経営計画「グランドデザイン2020」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げている。CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに、地球環境、地域社会、取引先など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。

 

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