合成ゴム工業会がまとめた1~6月の合成ゴムの生産実績によると、生産量は合計78万6014tで前年同期比0・4%減となった。SBRの生産量が前年に比べ5%減となったほか、NBRを除く全品種が前年実績をやや下回った。
品種別の生産量を見ると、タイヤ向けが中心の汎用ゴムは、SBRが26万3666tで同5・2%減、BRは16万1853tで同0・7%減となった。
一方、特殊ゴムは、NBRが5万9157tで同0・4%増、CRは6万3485tで同0・8%減、EPTは11万7007tで同0・8%減となり、いずれも前年比で1%未満の増減だった。
合成ゴムは、タイヤや部品など自動車向けを中心に多様な分野に需要が広がるが、今年上半期は
2019年11月05日