日本ベルト工業会が発表した19年1~9月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況は、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万8871tで前年同期比4%減となった。
内需はコンベヤが同10%増、伝動ベルトは3%減となり、生産量合計は1万5067tで同3%増となった。
輸出に関しては、コンベヤが同30%減、伝動ベルトが同5%減となり、生産量は3803tで同25%減だった。
品種別では、コンベヤ合計の1~9月は1万502tで同5%減。コンベヤ内需は、首都圏でのインフラ整備向け、鉄鋼・砕石向けなどが堅調に推移した。
輸出向けは、豪州など資源国向けの需要が停滞していることや、ベルトメーカーが現地生産を拡大していることもあり、前年を下回る状況にある。
一方、伝動ベルト合計の1~9月は8369tで同3%減。内需が7305t
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