GfKジャパンは10月31日、9月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、9月の販売本数は前年同月比71%増、販売金額は同85%増となり、消費増税前の駆け込み需要により大幅に伸長した。
特に、冬タイヤの販売本数は同3・7倍となった。また、オールシーズンタイヤも同1・6倍と大きく伸びた。
サイズ別の販売動向を見ると、最も販売本数の多い軽自動車向けの155/65/14が同2・1倍、コンパクトカーに多く採用されている175/65/15が同2・0倍となり、好調だった。
タイヤ全体の税抜き平均価格は、前年同月から8%上昇し9700円となった。