基礎化学品堅調で増収増益 大阪ソーダの4~9月期

2019年11月06日

ゴムタイムス社

 大阪ソーダの20年3月期第2四半期連結決算は、売上高が530億2600万円で前年同期比0・7%増、営業利益は49億5200万円で同14・7%増、経常利益は51億9000万円で同5・8%増、四半期純利益は31億9100万円で同4・9%減。基礎化学品の販売が堅調に推移した。四半期純利益は、投資有価証券評価損計上等の影響により減益となった。
 セグメントのうち、機能化学品は、売上高が206億1000万円で同2・3%減だった。合成ゴム関連では、エピクロルヒドリンゴムが中国とインドの自動車生産台数減少の影響を受けたが、アクリルゴムは国内外で新規顧客開拓および新規用途開発に注力し市場での採用がより一層拡大した。
 通期の連結業績予想は期初の予想を据え置き、売上高が1050億円で前期比2・7%減、営業利益は96億円で同1・2%増、経常利益は102億円で同1・5%増、当期純利益は68億円で同0・1%増を見込む。

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