ブリヂストンは11月1日、東京モーターショー内の同社ブースにてトークショーを開催し、同社先端材料本部の芥川恵造主幹研究員と東京大大学院新領域創成科学研究科の清水修・特任助教が「ワイヤレス給電対応タイヤ」について来場者に解説した。
ワイヤレス給電対応タイヤは、東京大学を中心に同社と日本精工(NSK)などが共同で開発を進めている、各ホイール内にモータを搭載したインホイールモータ(IWM)へ道路から直接給電できる「第3世代走行中ワイヤレス給電IWM」専用のタイヤとなっている。
同社は有機材料の知見やタイヤ開発の技術を活かし、給電時にインホイールモータへの電力伝送を高効率で達成するためのタイヤ開発を進めている状況だ。
清水助教は、「ワイヤレス給電はスマホのワイヤレス充電と同じような原理」と述べ、路面の送電コイルから電気エネルギーを変換した磁気エネルギーを