西川ゴム工業の2020年3月期第2四半期連結決算は、売上高が494億9600万円で同3・4%増、営業利益が38億7400万円で同11・4%増、経常利益が41億900万円で同5・3%増、四半期純利益が25億7300万円で同0・8%増となった。
事業別にみると、日本事業は売上高は272億3800万円で前年同期比4・9%増となり、営業利益は17億6800万円で同30・3%増だった。自動車生産台数が堅調に推移したことで増収増益となった。
北米については、米国やメキシコでの自動車生産台数は堅調に推移したものの、為替の影響などを受け、売上高は140億3900万円で同0・1%減となった。利益面では、メキシコでの新製品立上り対応コストの増加などにより、営業利益は1億7700万円で同55・4%減と大幅に減少した。
東アジアでは、中国での自動車生産台数が前年同期比で減少したことや為替の影響などにより、売上高は61億7300万円で同3・3%減となり、営業利益は3億7300万円で同13・3%減となった。
東南アジアは、ASEAN地域において自動車生産台数が堅調に推移したことや、受注製品については好調に推移した結果、売上高は56億9400万円で同12・7%増となり、営業利益は16億1500万円で同24・1%増だった。
通期の連結業績予想に変更はなく、売上高は985億円で前期比0・1%増、営業利益は78億円で同1・0%増、経常利益は85億円で同0・4%増、当期純利益は53億円で同7・8%増を見込んでいる。