丸尾カルシウムの20年3月期第2四半期連結決算は、売上高が60億4100万円で前年同期比3・4%減、営業利益は1億円で同62・8%減、経常利益は2億1700万円で同38・8%減、四半期純利益は1億6300万円で同29・3%減となった。
売上高については、国内需要が塗料向け、建築資材向けなどが堅調に推移した一方、中国の景気減速により中国での商品販売が減少したことに加え、電子部品向け製品が減少したことにより、減収となった。
損益面については、設備投資により償却負担が増加したことや、動力費および原燃料費の価格上昇の影響などにより、減益となった。
通期の連結業績予想については、5月に発表した予想からの修正はなく、売上高が125億円で前期比2・1%減、営業利益は2億7000万円で同47・5%減、経常利益は3億9000万円で同40・0%減、当期純利益は2億5000万円で同38・2%減を見込んでいる。
2019年11月11日