三井化学は11月11日、同社の新規熱可塑性ポリウレタン「フォルティモ」が、エレコムの最新スマートフォンケース「極み」シリーズに採用されたと発表した。経年劣化による黄変を防ぎ、美しい透明感を持続させる特性が高く評価された。
フォルティモは、従来、技術的に難しいとされ実現できなかった「無黄変性」と「高弾性・高耐熱性」を両立し、「耐久性 」にも優れる、同社が世界で初めて開発したポリウレタンエラストマー。「熱可塑性ポリウレタン」や「熱硬化・注型ポリウレタン」として、自動車用材料、衣料材料、スポーツ用品、高耐久性工業部材などの幅広い用途がある。
同社は、フォルティモを用いて広く社会に貢献すべく、モビリティ、ヘルスケアおよびフード&パッケージングの分野を中心に、用途開発を加速していくとしている。