カワサキテクノリサーチ(川崎徹社長)は12月10日、金沢工業大学の虎ノ門キャンパスで「マルチマテリアル化と異種材料接合技術の革命」をテーマにセミナーを開催する。
同セミナーは、9月に東京ビッグサイトで開催された「エヌプラス 」の特別講演で好評を博した、「異種材料接合」をテーマに講演した東京工業大学の佐藤千明教授と「マルチマテリアル化」をテーマに講演した金沢工業大学大学院の影山裕史教授を招いて行うセミナーとなっている。
当日は4つのセミナーで構成され、佐藤教授は「異種材料接合に向けた接着接合部の力学解析」、同社コンサルティングスタッフで元ダイセルポリマーの横山盛之氏は「欧州の複合材料に見るマルチマテリアル化と接合技術」、NBリサーチ代表で元ナガセケムテックスの野村和宏氏は「マルチマテリアルに対応した自動車用構造接着剤の設計」、金沢工業大学大学院の影山教授は「次世代自動車におけるマルチマテリアル化の進展と将来展望」を担当する。
川崎社長は「今回はマルチマテリアル化と異種材料接合技術がクロスする点を意識し、これらの技術が革命の名に値する所以がどこにあるかを探りたい」とセミナーの趣旨を述べており、多くの参加者を募っている。
問い合わせは、カワサキテクノリサーチコンサルテーション・サービス事業部まで。
2019年11月14日