経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた９月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は１９７４億８５１５万円で前年同月比２・９％増となり、前月の減少から増加に転じた。
自動車用タイヤの生産本数は１２９８万３０００本で前年同月比１・９％増。内訳はトラック・バス用が95万７０００本で同５・４％増、乗用車用が９６５万９０００本で同２・２％増、小型トラック用が１９４万３０００本で同１・５％減、二輪用が30万７０００本で同２・０％増、特殊車両用が11万８９４４本で同１・９％増となり、小型トラック用以外は前年同月実績を上回った。
出荷金額は１０６２億３５９２万９０００円で同４・５％増となり、前月の減少から増加に転じた。内訳はトラック・バス用が２３８億５９２３万６０００円で９・１％増、乗用車用が４９５億９７６０万９０００円で同６・２％増などとなり、二輪用、特殊車両用以外は前年実績を上回った。
ゴムベルトは生産量が１５９８ｔで同７・４％減、出荷金額が52億８０９６万４０００円で同２・１％減。このうち、主力のコンベヤベルトは生産量が９８０ｔで同13・９％減、出荷金額が14億１４６４万３０００円で同２・９％減だった。
ゴムホースは生産量が２９０９ｔで同10・１％減、出荷金額が１２０億１９６８万９０００円で同３・５％増となり、出荷金額は前月の減少から増加に転じた。このうち、自動車用ホースは生産量が２０６５ｔで同１・６％増、出荷金額が90億５３４０万７０００円で同３・２％増。高圧用ホースは生産量が４０７ｔで同30・１％減、出荷金額が15億８１４０万１０００円で同３・４％減。
その他、工業用ゴム製品は生産量が１万５２３５ｔで同３・０％増、出荷金額が６１５億６５１２万１０００円で同１・２％増となった。
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