COCエラストマーを上市 ポリプラスチックス

2019年11月19日

ゴムタイムス社

 ポリプラスチックスは11月12日、新しい熱可塑性の透明なCOCエラストマー「トパスE―140」を上市したと発表した。

 トパスE―140は、トパス・アドバンスト・ポリマーズが独自のポリマー設計技術によってCOCの結晶構造を制御して開発した新しい熱可塑性の透明エラストマーで、トパスのもつ優れた特性とエラストマーとしての機械特性を融合することで、従来のエラストマーでは困難だった用途への応用が可能になり、ライフサイエンス分野、医療機器・医薬包装分野、電子デバイス分野での応用が期待されている。

 「トパス」COC(環状オレフィン・コポリマー)は、トパス・アドバンスト・ポリマーズが生産する非結晶性樹脂で、高い透明性、水蒸気バリア性、低溶出性、低吸着性、耐薬品性等の優れた特長を有しており、医療機器・医薬包装分野、食品包装分野、エレクトロニクス分野などの幅広い用途で応用されている。今回、同社はトパスの新たな用途展開に向けて、トパスE―140を上市した。

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