バンドー化学は11月19日、米カリフォルニア州サンタクララ市で11月20～21日に開催される「ＩＤテックＥｘショー！２０１９」に出展すると発表した。今回の出展では、高熱伝導シート「ヒートエクス」、銀ナノ粒子製品「フローメタル」、精密研磨材「トップエックス」を紹介する。
このうち、ヒートエクスは、異方性を持たせたフィラー配向により、これまでにない高い熱伝導性能を発現する。絶縁・導電仕様に加え低硬度仕様もラインアップし、アプリケーションの熱問題に応じた製品を提案する。
フローメタルは、ナノ粒子を用いた銀接合材として、半導体高温駆動時のチップから基板までの接合をサポートする。繰り返しの熱疲労や熱膨張におけるひずみに対しても、ナノ由来の低弾性率と銀由来の低電気抵抗を発現し、信頼性向上と低損失を実現する。銀コロイドを用いた導電銀インクとして、各種印刷方式に応じたインクをラインアップ。水系・有機系溶媒をメインに、低温焼成・低抵抗を発現し、印刷方式・相手基材に適したインクを提案する。
また、トップエックスは、バインダー物性・分散・摩耗制御技術により、加工前の表面粗さに依存せず、高研磨レートと低仕上粗さを両立したラッピング工程用の研磨パッドとなっている。脆性材料から難削材料に応じた研磨パッドおよびプロセスを提案する。
ヒートエクス
フローメタル
フローメタル
トップエックス
