創立50周年記念式典を開催 エボニックジャパン 19日に

2019年11月21日

ゴムタイムス社

 エボニックジャパンは11月20日、11月22日に創立50周年を迎えることを祝し、創立50周年記念式典をパレスホテル東京で11月19日に開催し、関係者約200名が参加したと発表した。

 同式典のためにドイツより来日したハラルド・シュヴァーガー取締役会副会長(エボニックインダストリーズAG)は、これまでの50年を振り返り、「エボニックジャパンが事業拡大を続けることができたのは、日本の多くのお客様、サプライヤー、ビジネスパートナーの皆様と確固たる信頼関係を築くことができたおかげだ」と謝辞を述べた。

 さらに同氏は、「日本アエロジル、ダイセル・エボニック、DSL・ジャパン、サンアプロといったジョイントベンチャーの成功は全エボニックグループにおいても、ベスト・プラクティスと呼ぶべき、強固で効率的なもの」とし、「アジアはエボニックの成長戦略において非常に重要な役割を担っており、世界の化学産業の売上の60%はアジアからのもので、日本を含むアジア地域はこれからも化学産業の未来を担うことから、アジア地域における投資はグローバルの成長戦略で重要な要素」と締めくくった。

 ヴォルフガング・カスター代表取締役社長は、「設立当時、当社は10名という小さな組織だったが、今では約200人の社員、そして、日本におけるエボニックグループは約450人に上る。日本での売上と利益は、常にGDPを上回る勢いで増加した。この成長の鍵となったのは、グローバルなエボニックグループの非常に優れた製品と技術。これにより、非常に厳しい日本市場で競争することができた」などと挨拶した。

 また、当日は社長交代式も行われた。20年1月より新社長に就任するフロリアン・キルシュナー氏は、「エボニックジャパンのマネジメントチームとともに、日本でのビジネスを成功させる機会と挑戦を楽しみに、アジアにおけるエボニックのビジネスに貢献していく」と意気込みを語った。

 

式典での記念撮影の様子

式典での記念撮影の様子

ハラルド・シュヴァーガー氏

ハラルド・シュヴァーガー氏

ヴォルフガング・カスター氏

ヴォルフガング・カスター氏

 

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