住友ゴム工業は、12月から発売する新商品「エナセーブ・ネクストⅢ」の技術説明会を都内で11月20日に開催した。
このタイヤは、同社の技術開発理念「スマートタイヤコンセプト」の要素である性能持続技術とライフサイクルアセスメント(LCA)を採用した第1弾商品となる。
説明会の冒頭、材料開発本部長の村岡清繁執行役員は「計画から1年前倒しで発売することができた」と述べ、性能持続技術として従来のポリマーと全く異なる水素添加ポリマーを用いウエットグリップ性能の低下をほぼ半減したことと、LCAとしてバイオマス素材であるセルロースナノファイバーを世界で初めてタイヤに採用したことを説明し、
2019年11月21日