デジタルビジネスを手掛けるラキールは11月20日、オカモトから「ラキールBI」を受注したと発表した。
オカモトは、全国に生産拠点を保有しているため全社的な分析やそれに必要なデータ集計、帳票作成に多くの工数を要していた。生産管理システムのバージョンアップに伴ってオラクルクラウドを利用した生産管理システムとBIツールの連携を決定し、多角的な分析と効率的なアウトプットの実現に着手した。全社で統一して利用できるデータ分析基盤として「ラキールBI」を活用することで、タイムリーな可視化を行いたいとしている。
「ラキールBI」導入の目的としては、①統一されたデータ分析基盤を構築し、工程計画や品質管理等の分析業務効率化を行う、②各生産拠点ごとにスピーディで柔軟なデータの可視化を実現、③各生産拠点に分散したデータを統合し、売上や原価などの多角的な分析を実施することで精度の高い生産計画を策定する、の3点が挙げられる。
また、「ラキールBI」が採用された理由は、①基幹システムや他システムからのデータ抽出、変換、取込が容易にできるETL機能、②自由度の高いレイアウトが作成可能な定型・非定型レポート作成機能、③利用者が増加してもコストが一定な「サーバーライセンス型」の料金体型、④オラクルクラウドに対応可能、且つワンストップで対応できる保守サポート体制、という4点が挙げられる。
同社では、今後も「ラキールBI」の充実したサポートと機能拡張を通して、オカモトの業務を支えていくとしている。