レクサス特別仕様車に採用 豊田合成 ラジエータグリル 

2019年11月22日

ゴムタイムス社

 豊田合成は11月21日、立体感の際立つ黒色光輝塗装を用いて、車のスポーティな外観に寄与するラジエータグリルを開発したと発表した。この製品は10月にトヨタ自動車が発売した「レクサスIS Fスポーツ」の特別仕様車に採用されている。

 同社は、顧客の多様なデザインニーズに対応するため、塗装やめっきなどの加飾技術の開発に取り組んでいる。近年では、加飾バリエーションの1つとして、光を反射するメタリック材入りの光輝塗装を施したラジエータグリルなどの外装製品も開発している。

 今回、塗装材料の工夫により光の反射を制御し、従来よりも光輝感を高めるとともに、製品の奥行きの陰影感を強調することで、製品の正面と奥行きの明度差を従来比で40%向上させたラジエータグリルを開発した。

 同社は、「今後も当社は加飾技術を磨き、車の魅力的なデザインに寄与する製品開発を進めていきます」とコメントしている。

 

採用されたラジエータグリル

採用されたラジエータグリル

従来品との比較イメージ

従来品との比較イメージ

 

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