三菱ケミカルは11月28日、従業員の自律的なキャリア形成を支援する模範となる企業として、厚生労働省の「グッドキャリア企業アワード2019」でイノベーション賞を受賞したと発表した。
同アワードは、キャリア形成の支援について模範的取り組みを行い、その成果が認められる企業を表彰し、その理念や取り組み内容などを広く発信することでキャリア形成支援の重要性を普及・定着させることを目的に厚生労働省が実施している。
同社は、会社の持続的な成長を支えるのは社会の変化を捉え自ら成長し続ける従業員一人ひとりであるとし、自律的キャリア形成に取り組んでいる。目標管理面談とは別に、上司と部下が現状と成長に向けた今後の取り組みについて中長期的な観点で話し合い、従業員の自律的な成長へとつなげることを目的としたキャリアデザイン面談を年1回実施している。今回の受賞は、全社員のキャリアデザイン面談の実施をはじめ、さまざまなキャリア形成支援への取り組みが評価されたものとなる。