住友ゴム工業は11月28日、今年5月に発表した群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)との協業によるレベル4の高度自動運転に対応したタイヤ周辺サービスの共同研究について、自動運転車のタイヤ空気圧データとCRANTS内に設置されている自動運転管制所との連携が完了したと発表した。
このデータ連携の構築は、同社がCRANTSおよびNTTデータと共同で実施した。
これにより、車両が無人の場合でも遠隔でタイヤ空気圧のモニタリングが可能となり、自動運転車におけるパンクなどを想定したタイヤトラブルの予知保全に貢献する。
同社は今後、空気圧異常によるトラブル時を想定したサービス体制の構築を進めていくことにしている。