VWの新EVに新車装着 コンチの夏用・冬用2製品

2019年11月29日

ゴムタイムス社

 コンチネンタルは11月27日、9月に発表されたフォルクスワーゲンの新型電気自動車「ID・3」に新車装着用タイヤを納入すると発表した。

 納入するのは、18インチと19インチの夏タイヤ「エコ・コンタクト6」、冬タイヤ「ウィンター・コンタクトTS850P」の両製品となる。

 ID・3は、エネルギー効率が良く、転がり抵抗の低い両タイヤの採用により、充電間の航続距離が最大化され、タイヤノイズやロードノイズの低減により乗り心地が向上する。また、空気力学の原理を応用したサイドウォールデザインにより車両の空力抵抗が最小化される。

 また、両タイヤには、コンチシール・テクノロジーが採用されている。このテクノロジーは、直径5mm以内のタイヤトレッドのパンク穴を自動的かつ確実に塞ぐ技術で、パンクの約9割に対応することが可能となる。

 さらに、同社は、フォルクスワーゲンのID・シリーズ向けにコネクティビティを提供する車載サーバーも供給している。

エコ・コンタクト6

コンチシール(イメージ)

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