ゲイツ・ユニッタ・アジア 新製品2品を相次ぎ上市 CHANGE TO BELTを提案

2019年12月09日

ゴムタイムス社

 ゲイツ・ユニッタ・アジア(GUA、大阪市浪速区、宮本修二副社長)は、自動車用のタイミングベルトやVベルトやオートテンショナー、一般産業用では伝動用タイミングベルトや搬送用タイミングベルトなどを製造販売している。

 国内一般産業用タイミングベルトの19年12月期(1~10月)売上高は前年同期を下回る状況にある。ここ数年の需要動向をみると、主力の半導体装置向けを始め、工作機械向け、ロボット向けが牽引し、一般産業用の売上高は17年18年と堅調に伸長した。一方、今期は、食品機械や包装機械、物流向けは安定しているものの、半導体関連や工作機械はここ数年の高い伸びからの反動もあり、又中国向けの輸出が急減し、「伝動用ベルトを取り巻く環境は厳しい状況にある」(田中稔一般産業統括本部長)と捉えている。

 一般産業用の戦略としては、「CHANGE TO BELT」と題するキャンペーンを実施し、需要の掘り起こしを行っている。製品では、伝動用は「パワーグリップシリーズ」、搬送用では「ユニッタメクトロール」と専用プロファイルの「はめぱっちんベルト」を引き続き拡販するとともに、昨年発売した「eベルト」、今年発売の「ポリチェーンGTカーボンELベルト」の新

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