■ 新年インタビュー
ソリューション事業を拡大へ
ブリヂストン 津谷正明CEO 江藤彰洋COO
「真のグローバル企業」「業界において全てに断トツ」を経営の最終目標として、19年から新役員体制のもと経営改革を加速させるブリヂストン。年末記者会見で津谷正明CEOと江藤彰洋COOが経営改革が進捗状況と次期の経営課題について語った。
◆19年を振り返って
津谷CEO 19年はあらゆる分野のMaaSに関わる方々に対し、優れた商品とサービスをデジタルでつなぎ、先進的なソリューションとして新たな顧客価値・社会価値を提供するビジネスプラットフォームを構築するための戦略を「Bridgestone T&DPaaS(T&DPaaS)」と名付け、ソリューションカンパニーに向けて大きな改革を進めてきた。その取り組みの1つとして4月にトムトムテレマティクス社のデジタルフリート・ソリューションズ事業を買収した。買収時は契約車両数が約87万台だったが、現在は約100万まで増加している。今後さらに事業規模を拡大すべく注力している。
7月には、19年からタイトルスポンサーとなった「ブリヂスト
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