日本プラスチック機械工業会は、このほど9月のプラチック加工機械の生産実績をまとめた。 プラスチック加工機械の生産実績は前年同月比14・7%減の1125台、金額は同5・9%増の160億9900万円となり、台数は7月から3ヵ月連続で減少した。前月比は台数が7・7%増、金額は25・5%増といずれも増加した。
機種別では射出成形機が前年同月比20%減の913台、金額は同12%減の106億2600万円となった。
押出機は同21・4%増の68台となり、8月に比べ31台増加した。金額は同86・2%増の19億6300万円と大幅に増加した。
ブロー成形機は同8・5%増の51台、金額は同29・6 %増の11億6600万円となった。
一方、9月の各成形機の輸出実績は射出成形機の輸出では前年同月比16・5%減の1030台だったが、押出成形機では同18%増の59台、ブロー成形機では同10・3%減の26台となった。 また輸入では、射出成形機の輸入が同31・5%減の37台、同月比でも28・8%減と前月の3割近い増加から減少に転じた。押出成形機が同14・6%減の41台で前月比は2・5%増、ブロー成形機では同23・8%減の16台で前月比42・9%減と、全ての機種で減少した。
1~9月累計では前年比7・4%増の9610台、金額では23・3%増の1067億3000万円となった。
機種別では射出成形機が前年同月比6・4%減の8083台、押出機では同33・2%増の381台、ブロー成形機は同4・6%増の410台と全機種で増加した。