SUV用タイヤサイズ拡充 TOYO TIRE

2019年12月16日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは12月13日、同社が国内市場に投入しているSUV用タイヤブランド「オープンカントリー」シリーズにおいて、12月より順次、新サイズを加え、サイズラインアップを拡充すると発表した。

 今回のサイズ拡充では、オフロード性能とオンロード性能を高い次元で両立させたハイブリッド商品「オープンカントリーR/T」より、初のホワイトレターを含めた3サイズを新たにラインアップに加える。さらに、オールラウンドSUV専用「オープンカントリーA/Tプラス」では新たに9サイズをラインアップに加え、幅広い車種に対応する。価格はオープン。
 
 「オープンカントリーR/T」はオフロードにおけるトラクション性能と、オンロード走行に求められる耐摩耗性能や走行安定性を高い次元で両立させたタイヤ。同商品は、不整地や泥濘地の走行に強みを持つ「マッドテレイン」タイプと、オンロード中心でありながらオフロードとのバランスも重視した全地形型「オールテレイン」タイプの中間を充足する新しいジャンル「ラギッドテレイン」のパターンデザインを採用している。そのユニークな商品コンセプトによって「2016年度グッドデザイン賞」を受賞している。

 「オープンカントリーA/Tプラス」はオフロード走行における優れたトラクション性能を有しつつ、オンロード走行時での静粛性を確保した「オールテレイン」タイヤ。同商品は、リブパターン基調を採用することで、国際基準ECE R117-02をクリアした静粛性とトラクション性能を高い次元で両立させている。このほか、新配合のトレッドコンパウンドによってウェットグリップ及び、転がり抵抗性能の低減とロングライフを実現し、高剛性構造を採用することで高速操縦安定性を向上させている。

 同社は、今後も日本国内市場におけるSUVに対するユーザーニーズの変化に着目し、「オープンカントリー」ブランドの商品をタイムリーに展開していくとしている。

 

オープンカントリーシリーズ

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