住友ゴム工業は12月13日、日本ユネスコ協会連盟との協働事業「チームエナセーブ未来プロジェクト」を今年も実施したと発表した。5~10月に全国8カ所で活動を実施し、約500名の従業員とその家族、地域住民などが参加した。
「チームエナセーブ」は、低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用し、ダンロップとその商品を使用する顧客とが一緒になって行う環境保全活動で、「チームエナセーブ未来プロジェクト」と「チームエナセーブGREENプロジェクト」の2つの活動を行っている。
2013年から実施している「チームエナセーブ未来プロジェクト」は、国内外の身近な文化・自然を守り伝える日本ユネスコ協会連盟の「未来遺産運動」に賛同し、日本全国で失われつつある文化や自然環境を保全するために取り組んでいる協働事業。
また、2009年に活動を開始した「チームエナセーブGREENプロジェクト」は、タイやインドネシアで顧客に代わってマングローブの苗木を植樹し森をよみがえらせるとともに、自然災害の防止や豊かな漁場の形成などを目指す活動で、多くの顧客の共感を得て累計植樹本数は121万本を超えている。