日本自動車タイヤ協会(JATMA)は12月12日、2020年の自動車タイヤ国内需要見通しを発表した。新車用は四輪車用合計4330万3000本で前年比1%減、市販用メーカー出荷は6932万本で同1%減、特殊車両・二輪車用を含む国内総需要は1億1626万9000本で同1%減と、いずれもほぼ前年並みとなる見通しとなった。
需要予測の前提となる経済環境・自動車動向については、実質経済成長率は19年実績見込みを1・0%、20年見通しを0・3%、自動車の生産台数は19年実績見込みを964万4000台で同1%減、20年見通しを953万4000台で同1%減と想定した。
●新車用
19年は、小型トラック用で排ガス規制前の駆け込み需要が見られたが、自動車生産台数が前年割れとなる見通しとなったため、四輪車用合計が