ニッタは12月18日、ガス除去用ケミカルフィルタの新シリーズ「ギガウェーブ」の発売を開始すると発表した。
昨今、電子部品等の高精細化により、従来では問題にならなかった極低濃度の有害ガス物質も除去の対象となってきた。そこで同社は、機器装置やクリーンルーム中に存在する微量の低濃度有害ガスから、一般のビルや美術館、博物館などの大気中の高濃度ガスまで、さまざまな用途に対応したプリーツ型ケミカルフィルタとして同製品を開発した。
同製品は、吸着可能ガスの種類増加、多風量対応、吸着効率の向上、低圧損で低ランニングコストを実現と特徴としている。
同社では従来、気中のパーティクルおよびガス除去を行うエアフィルタやケミカルフィルタ、パーティクルを測定するパーティクルカウンタを取り扱い、多様なニーズに応じたクリーン環境の実現に貢献してきた。