横浜ゴムの平塚製造所 石巻市に義援金を寄付

2019年12月24日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは12月24日、同社の平塚製造所が11月9日に開催した体験型環境イベント「第11回Think Ecoひらつか2019」での食堂の軽食販売の売り上げなど収益金69万2300円を12月17日、東日本大震災の義援金として平塚市を通じて石巻市(宮城県)に寄付したと発表した。

 平塚市は石巻市と災害協定を結んでおり、義援金は被災地支援に役立てられている。義援金の寄付は東日本大震災が発生した2011年から行っており、今回で9回目、累計金額は421万2070円となった。当日は中村亨取締役執行役員タイヤ生産本部長兼平塚製造所長らが平塚市役所を訪問し、落合克宏平塚市長に義援金を手渡した。

 「Think Eco ひらつか」は、環境保全に取り組む同社の企業姿勢を知ってもらうことを目的に2009年から毎年開催している体験型環境イベント。「みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる」をコンセプトに、環境や自然について触れる展示や催しのほか家族で楽しめるゲーム大会や模擬店などを提供しており、今年は来場した約3700人の地域住民や従業員家族との親睦を深めた。また、平塚製造所では2013年から平塚市内を流れる金目川での生物多様性保全活動に取り組んでおり、2014年から同イベントに合わせ「生物多様性パネルディスカッション」を開催している。今回も活動内容を紹介すると共に、関係者からの意見を取り入れ今後の活動に役立てていく方針。

落合克宏平塚市長(写真左)と横浜ゴム中村亨平塚製造所長

落合克宏平塚市長(写真左)と横浜ゴム中村亨平塚製造所長

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