オフィスでの服装を自由化 住友ゴムが1月から

2019年12月26日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は12月25日、1月からオフィスでの服装自由化を実施すると発表した。個人の個性を尊重するとともに、自由な発想や自律的な思考が生まれやすい職場風土を作ることを目的にしている。
 TPOに合わせて社員がフォーマルやカジュアルなど自由に服装の選択できるようにするほか、襟付きのカジュアルシャツに加え襟のないものやジーンズ、スニーカーの着用も可能となる。また、クールビズ期間だけでなく、通年、ノーネクタイを可能とする。

 同社では、19年7~9月にファーストトライアルを、また、10~12月に「EVERYDAYカジュアル・ノーネクタイでもいいDAY」をキャッチコピーにセカンドトライアルを実施したところ、社員からもその効果を実感し継続を希望する声が多かったため、正式導入の運びとなった。
 社員へのアンケートでは、回答した1172人の96%が今回の取り組みを「非常に良い」または「良い」と回答し、良い印象を感じた理由として、第1位に「リラックス効果」、続いて「モチベーションアップ」、「早帰り促進効果」が挙げられた。社員からは、「職場がカラフルになったことで雰囲気が良くなり、コミュニケーションが取りやすくなった」、「帰宅時のウォーキングが習慣になり健康推進に役立っている」、「お迎えや通勤ランニングなど帰宅後の予定に合わせた服装ができるため、時間の有効活用ができ自己研鑽にもつながる」、「自由度が上がり、モチベーションが高まった」などの声が寄せられた。
 同社は、今後も社員にこの制度を柔軟に楽しんでもらうとともに、社内がカラフルに明るくなることで、より自由な発想が生まれやすい職場づくりを推進していくことにしている。

取り組みの様子

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