日本ミシュランタイヤは12月26日、ワンウェイプラスチックの使用を削減し、エコ・ファースト企業として環境保全に貢献する取り組みを推進すると発表した。
同社は2009年に、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」において「エコ・ファースト企業」の認証を取得して以来、省燃費タイヤなど環境対応型製品の市場投入の推進、トラック・バス用タイヤにおける「3R」の推進等により、環境負荷を低減する活動を行ってきた。
その中、2020年1月1日からは、社員一人ひとりが貢献できる環境保全活動として、①社内のワンウェイプラスチックの使用を控える、②会議中のペットボトル飲料の使用をやめる、③ロゴ入りマイボトルとエコバッグを社員に提供、④社内自販機のペットボトルをゼロに、⑤社内で提供・販売されるワンウェイプラスチック容器(コーヒーカップ・レジ袋・ストロー・マドラー)を紙製・木製に変更、の5つの取り組みを実施する。
ポール・ペリニオ同社代表取締役社長は、「ミシュランは持続可能なモビリティ社会のための長期戦略に取り組んでいるが、深刻化する地球環境を前に、今すぐ私たち一人ひとりができることがある。ごみの元となる特にワンウェイプラスチックの利用を減らすこと。日本は1人当たりのパッケージ用プラスチックごみの量が米国に次いで世界で2番目に多い国です。まずは社員一人ひとりがマイバッグやマイボトルを持ち歩き、プラスチック製のレジ袋やペットボトルの利用を減らしていくことで環境負荷低減に貢献していく」と述べている。