横浜ゴムは12月17日、神奈川県の平塚製造所でメディア向けのタイヤ技術勉強会を開催し、「シリカ配合技術」と「スポンジによる空洞共鳴音の低減」について説明した。
シリカ配合技術については、研究先行開発本部・材料機能研究室の網野直也室長が説明した。説明によると、シリカはカーボンブラックと類似の構造を持ち、ケイ素と酸素で構成され、ゴムと結合しないという特徴を有するが、シランカップリング剤を用いることでシリカ配合ゴムが作られ、このシリカ配合ゴムがタイヤの低燃費性に寄与する。ところが、親油性の高いゴムと親水性の高いシリカを混合させるのは非常に難しく、
2020年01月06日