20年のゴム用機械業界 国内は更新需要が底堅く推移

2020年01月20日

ゴムタイムス社

 19年のゴム用機械の需要動向は、米中貿易摩擦などを背景に不透明感が強く、日系の海外拠点の設備投資意欲が減退している。そのため、生産調整する企業が徐々に増えてきた。とくに中国の需要の落ち込みが顕著に表れている。
 一方、国内は工場に新規納入するケースよりも老朽化による更新や増設が多い傾向であり、昨年と変わらない状況だ。また最近では、台風などの自然災害に備え、企業の危機管理の意識が高まっている。その影響でBCPの観点から予備の設備を納入するユーザーも増えてきているようだ。

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