住友理工は1月7日、「第6回SDGs学生小論文アワードby住友理工」の募集を開始したと発表した。14年から毎年開催する同アワードは、これまで国内外から延べ500本を超える応募がある。今回のテーマ「企業が持続的に成長するために、SDGsにどう取り組めば良いのか?」となっている。
エントリーの受付は、すでに同社特設サイトで開始。エントリー後、論文提出の期間は3月15日~6月15日。各賞は、同社従業員や有識者らによる選考を経て、最終審査会にて決定し、最優秀論文には賞金100万円が贈られる。
応募資格は、全国の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4・5年生)、留学生で、ペアまたはチームでの応募も可能(社会人経験のある方は応募不可)となっている。
15年に国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)。貧困による格差や環境問題の悪化などを背景に、SDGsに取り組む企業が増えている。BtoB企業やモノづくり企業がSDGsに取り組み、企業価値を持続的に高めるにはどのようなことが必要になるのか。同社では、今後の社会・環境・経済の変化を踏まえた上で、経営戦略の立て方や競合・消費者・NPO・大学などとの付き合い方、人事制度の整備など、学生ならではの独自の視点で具体的な方法を提案して欲しいとしている。