東海カーボンは1月6日、東京都港区の本社で賀詞交歓会を開催し、取引先の代表ら138人が出席した。
冒頭であいさつした長坂一社長は、初めに昨年を振り返り、「世界経済減速の影響を受け業績予想の下方修正を余儀なくされたが、独コベックス社の買収や、初の社債発行などの結果、増収と約2割の経常利益率を達成できる見通しだ。下振れ感は否めないが、さほど下を向く必要はない1年だった」と総括した。
続いて、長坂社長は今年を展望し、英国のEU離脱や米中の関税緩和が前進する一方、米・イランの緊迫や米大統領選の不透明感などの要因もあるとし、「我慢の1年間になると覚悟している。もし
2020年01月09日