ブリヂストンは1月15日、ESG投資の代表的な株式指数であるFTSE4グッド・インデックス・シリーズの構成銘柄に2年連続で選定されたと発表した。
この指数は、フィッツィー・ラッセル社が開発した株式指数で、世界の大手企業約3000社を対象に、環境、社会、ガバナンスの3つの側面から企業の取り組みを評価して数値化し、基準を満たした企業が選定されるものとなっている。
同社グループは、2020年を目標年とした環境中期目標を掲げ、CO2排出量や取水量の削減を進めている。また、グローバルサステナブル調達ポリシーに基づき、取引先へのリスクアセスメントを推進するなど、持続可能な調達を目指した活動を進めている。今回の選定においては、これらの取り組みが高く評価され、環境面においては気候変動、水利用、サプライチェーンの各分野で満点の評価を得て、自動車・自動車部品業種の中で最高得点を獲得した。
同社グループはグローバルCSR体系「Our Way to Serve」の中で、モビリティ、一人ひとりの生活、環境の3つの領域を重点領域としている。また、責任ある企業として欠かせない取り組みを基盤領域とし、調達や人権・労働慣行などの6つの領域においても先進的な活動を進めている。