日本タイヤリサイクル協同組合が創立20周年

2011年11月24日

ゴムタイムス社
あいさつする清水理事長

あいさつする清水理事長

 循環型社会構築に大きく貢献 
 盛大に記念パーティ開く

 日本タイヤリサイクル協同組合(清水孝一理事長、神鋼産業㈱社長)が創立20周年を迎えたのを機に創立20周年記念パーテイが11月11日、午後6時から東京新橋の第一ホテル東京で盛大に開催された。

 同協同組合は、排出事業者及び最終処分事業者との協調をはかりながら廃タイヤの適正処理とリサイクル活動を推進しており、平成3年8月に発起人8人により国分商会の一室に事務所を置きスタート。翌年正式発足し、平成6年に日本タイヤリサイクル協同組合の名称に変更、現在に至っている。現在会員企業は20社。

 記念パーテイにはJATMAのリサイクル事業本部役員、処理先代表者、組合員代表ら総勢50名が出席し,創立20周年を祝った。

 あいさつに立った清水理事長は「平成4年5月の設立以来、廃タイヤのリサイクル事業を積極的に推進してまいりました。この間、タイヤ製造、販売、最終処理先という私どもを取り巻くステークホルダー各位のおかげを持ちまして大過なく今日に至っております。

 設立発起人メンバーも出席

設立時の発起人5氏

設立時の発起人5氏

 私どもの使命は、地球環境の保全、並びに資源循環型社会形成の一翼を担うことであります。  この使命を果たす為に、廃タイヤを適正な価格で適正に処理することを行動基準としております。適正な処理は、言うまでもなく法令順守であり、適正な価格は、適正処理を継続的に行う費用を賄い、なお且つステークホルダーの方々に満足頂く価格を提供することであります。情勢の変化は常にあるとしても私どもの使命と行動基準は基本的に変わりません。どうか各位の厳しいご指導と暖かいご支援を引き続きお願い申し上げます」と述べた。この後、組合創立時の発起人メンバーの尽力を称え、長津商会・長津伊栄門社長、高山タイヤ商会・高山源市社長、マツミジャパン・松本実貴夫社長、トリウミ・鳥海繁前社長、国分商会・椎名仁郎社長の5氏(写真)が登壇、それぞれ発足時の思い出を披露した。引き続き、来賓を代表してJATMAの関正文常任理事付きリサイクル担当、取引先を代表して新日本製鐵広畑製鐵所の江本真樹工程事業部購買グループリーダー、日本製紙の青山英一原材料本部資材部長がそれぞれの立場から祝辞を述べた。乾杯の発声にJATMAの中野栄次リサイクル事業本部地区統括部長が立ち、懇親に移った。

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